機能
エンジンと Studio に最初から入っている機能です。足りない演出や画面は、プラグインで加えられます。
シナリオと文章
一行で意味が閉じるテキストの形式。人が書いても AI が書いても、同じようにチェックできます。
- .lim 形式
- 台詞、地の文、コマンド、ラベルを一行ずつ。書き方は一通りだけ
- 構文チェック
- 存在しないラベルや立ち絵、型の違うパラメータ、表示されない選択肢を、行の位置と修正案つきで知らせる
- ルビと傍点
- {r 漢字|かんじ}、{dot 強調}。縦書きでも横書きでも組める
- テキストの装飾と文字演出
- 太字、色、文字サイズ、マーカー、震える、波打つ、弾む文字、テキスト中の画像
- 縦書きと NVL
- @vertical で縦書き、@nvl で画面全体に文章を積む
- 吹き出し
- 話者の立ち絵の上に吹き出しで表示する
- チャット風の画面
- メッセージアプリのような会話の見せ方
- 変数と式
- game、system、temp の変数、乱数やリストの関数、条件分岐
- 選択肢
- 条件による表示、選べない状態での表示、制限時間、画像のボタン、クリック範囲
- マクロ(@define)
- よく使う演出に名前を付け、一行で呼び出す
- 用語集
- テキスト中の語をクリックすると説明を表示する
- 多言語対応
- 翻訳ファイルでテキスト、選択肢、画面の文言を切り替え、言語ごとに画像やボイスも差し替える
立ち絵と演出
立ち絵はキャラクター名と差分の名前で指定します。差分の切り替えも位置がずれずにつながります。
- 立ち絵
- キャラクター、立ち絵セット、差分の三段。@chara ユイ smile at=left のように名前で指定する
- パーツ合成と PSD のインポート
- 目、口、頬などのレイヤーを重ねる立ち絵。PSD、PSB からそのまま作れる
- 口パクとまばたき
- ボイスの音量やテキスト表示に合わせて口を動かす
- フェイスウィンドウ
- 話者の顔をメッセージウィンドウに表示する
- 立ち絵の色調
- 夜、夕方、セピアなどの色調を、立ち絵ごとか全員に
- トランジション
- フェード、スライド、ルール画像、組み込みのワイプ
- カメラと揺れ
- ズーム、移動、回転、画面とレイヤーごとのカメラ
- 奥行きのある背景
- カメラを動かすと、奥の絵ほど小さく動く
- 被写界深度
- 背景、立ち絵、人物にピントを合わせ、ほかをぼかす
- 画面効果
- 揺らぎ、グリッチ、色収差、ノイズ、ビネット、走査線、回転とズームのブラー、モザイク、波紋、カスタムシェーダー
- パーティクル
- 雨、雪、桜などを画面に降らせる
- アニメーション
- 画像や立ち絵のアニメーション、キーフレーム
- 動画
- 全画面のムービー(字幕つき)、背景動画、重ねて表示する動画
音とボイス
BGM の前奏つきループやクロスフェードから、話者ごとの連番ボイスまで。
システム画面
商業ノベルに必要な画面がそろっています。画面ごとの差し替えも、一部だけの変更もできます。
- タイトル画面
- クリアの状況で変わるタイトル
- セーブとロード
- サムネイル、メモ、上書き防止、コピー、移動、クイックセーブ、オートセーブ
- バックログ
- ボイスの再生、その場面へのジャンプ、検索
- 巻き戻しと選択肢ジャンプ
- 一ページずつ戻る、進め直す、前後の選択肢へ、次の未読へ
- コンフィグ
- テキスト速度、オートの待ち時間、音量、フォント、ウィンドウの不透明度、ウィンドウサイズ、キーとゲームパッドの割り当て
- おまけ
- CG、回想、音楽室、ムービー、立ち絵の鑑賞、章選択、実績、エンディング一覧
- フローチャート
- 通ったルートを図で表示し、そこから読み直す
- アイテムと探索
- 調べる場所の指定、アイテム画面、アイテムの選択
- 操作説明
- 現在のキー割り当てから作る操作一覧
- 画面の差し替え
- プラグインで画面全体、または一部を差し替える
アクセシビリティ
プレイヤーが自分に合わせて変えられる設定を、標準で備えています。
- テキスト読み上げ
- テキストと選択肢を端末の音声で読み上げる。スクリーンリーダーにも対応
- ハイコントラストと色覚補正
- コントラストの高い配色と、1 型、2 型、3 型の色覚補正
- フォントと文字サイズ
- UD フォントへの切り替えと、文字サイズの変更
- 効果音の字幕
- 効果音と BGM を字幕で表示する
- 画面効果の軽減
- 揺れ、フラッシュ、速い動きを抑える
- ゲームパッドとタッチ
- すべての画面をゲームパッド、キーボード、タッチで操作できる
制作ツール
Liminalia Studio で、書いた行の画面をプレビューで確認しながら作れます。
- Liminalia Studio
- シナリオの編集、プレビュー、テストプレイ、書き出しを一つのアプリで
- フローチャートとチェック
- シーンのつながりの図と、エラーと警告の一覧
- キャラクターの編集
- 立ち絵の位置調整、差分の追加、パーツ合成のレイヤー編集
- タイムライン
- 演出の開始と長さをドラッグで調整
- レビューコメント
- シナリオの行にコメントを付け、返信や解決ができる。git で共有できる
- 文字数と表記ゆれ
- ファイル、シーン、話者ごとの文字数と、表記ゆれの候補
- 全ルートテスト
- すべてのルートを自動で通し、問題のある行と画面の違いを確認する
- VS Code の拡張機能
- 補完、構文チェック、定義へ移動
- インポート
- TyranoScript、Ink、Yarn Spinner のシナリオをインポートする
書き出しと配布
一つのプロジェクトから、ブラウザ、デスクトップ、スマートフォン向けに書き出せます。
- 書き出し先
- ブラウザ、Mac、Windows、Linux、Android、iOS
- 暗号化
- 素材とシナリオを暗号化して書き出す
- 署名とインストーラー
- Mac の署名と公証、Windows の署名とインストーラー
- パッチとアップデート
- 前回の書き出しとの差分からパッチを作り、アプリ内で確認して適用する
- 追加コンテンツ(DLC)
- シナリオと素材をパックで追加する
- Steam
- 実績、クラウドセーブ、リッチプレゼンス、ワークショップ、Steam Input
- アプリ内課金
- App Store、Google Play、Steam の買い切り商品。GOG Galaxy と Epic Games Store はプラグインで対応
- 体験版からの引き継ぎ
- 体験版のセーブデータを製品版で読み込む